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司馬遼太郎先生の「小説に対する意気込み」がすごい

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みなさんこんにちは。

てっかまきです。

こんなまとめがありました。

1:名無し募集中。。。@\(^o^)/:2016/09/25(日) 23:23:50.62ID:0.net資料集めへの執念はすさまじく、一度に何千万円単位という巨費を投じて買い集めた。 司馬が資料を集め始めると、関連する古書が業界から払底したという逸話があった。 当初は、軽トラックで乗り

資料集めへの執念はすさまじく、一度に何千万円単位という巨費を投じて買い集めた。 司馬が資料を集め始めると、関連する古書が業界から払底したという逸話があった。

当初は、軽トラックで乗り込み、古本屋に乗り込むや否や手当たり次第に乱読購入し、

関係者らと荷台に乗せていったという。

https://ja.wikipedia.org/wiki/司馬遼太郎

すごいねぇ。司馬先生。

私は小説家を自称していますけど、読書家ではないんですよね。あんまり本読まない。

その私が唯一尊敬する小説家が司馬先生やわ。

私が司馬先生を尊敬する理由はね、「竜馬がゆく」のいちシーンを読んだからなんですよ。

声を合図に二人がすばやく竜馬の背後に回った。

しゃあっ、と四本の刀が鞘走った。竜馬にとって運のいいことに、月が、雲に入っている。

竜馬は薪の山にそって三歩しりぞき、もたれかからんばかりにして、その薪の山に左肩を寄せた。

しかし、まだ抜かない。

(居合いで斬るつもりだ)

とさな子は、物陰で思った。が、気が気でなかった。五平が知らせたはずだが、兄の千葉重太郎がまだ来ないのである。

(どうしようかしら)

気丈なようでも、娘である。白刃を見て足がすくみ、手が思うように動かない。

(わたくしは、どうかしている)

そのくせ、頭だけは妙に冴えていた。竜馬と左馬之助のやりとりのあいだに出た深川の遊女のことである。

〜中略〜

「やっ」

背後の一人が竜馬の左背をたたき割るような勢いでおどりかかった。同時に、竜馬の手もとで、ぴかりと白刃がきらめいた。

さな子は眼をつぶった。

目をあけたときは、仕掛けた男が地上にころがってうめいていた。峰打ちで胴の骨が砕けたらしい。

(強い)

さな子は目をみはった。

かっこいいいいい!! めっちゃかっこよくないですか、このシーン。

バトル小説を書いている私は、このバトルシーンに衝撃を受け、司馬先生を尊敬するようになったのですよ。

もともと司馬先生の作品は何冊か読んでたんですけどね。

「坂の上の雲」に、「城塞」に、「関ヶ原」に、「覇王の家」、あと「竜馬がゆく」を1〜2冊。

でも、小説書き始めるまでは、あんまり凄さがわからなかったよ。

「なんか、やけに作者を『出す』ひとだなぁ」とか思ってた。

評論みたいな小説書くじゃない? 司馬先生って。

あと、本筋からどんどんそれてそれまくるよね、司馬先生の小説って。

その辺が良いのか悪いのかは私にはわからないけど。

もうちょっといっぱい読書をせにゃならんなぁ。

病気じゃなかったらもっと集中力が出ると思うんだけど。

ではでは。

See You!

コメント

  1. アルテア より:

    「小説」としてはたいへん面白いと思います
    本人の功罪とは言えないんでしょうが
    日本人の多くは「小説」なのに「史実」と思ってしまってるのが困る点。
    西原理恵子センセが
    『「坂本龍馬」がエラいんでなくて
    「司馬遼太郎の竜馬」がエラいんだ』
    と言ったのは全くもってその通りですなぁ
    作中に作者が登場しまくるのはここ読めば納得かと
    http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%8F%B8%E9%A6%AC%E9%81%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E
    スポーツに関心がなかったエピソードはここ
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B8%E9%A6%AC%E9%81%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E#.E4.BA.BA.E7.89.A9
    食への関心が薄かったエピソードはここ
    http://www.asahi-net.or.jp/~bh3h-smjy/rekisi/kaido.htm

    • てっかまき より:

      竜馬に関しては司馬先生に影響されて教科書がその通りに書いたりした影響もあるんでしょうけどねw

      確かに「坂の上の雲」で乃木大将をボロクソにこき下ろしたりしてるのはどうかと思う。曲がりなりにも勝った将軍ですからね乃木さんはw 勝った人をそこまで言う必要は無いんじゃないかと。

      食に関心が無かったっていうのは小説家としては減点ですよねw 飯を如何に美味そうに書くかが小説家の腕の見せどころだったりしますから。

  2. アルテア より:

    「街道をゆく」で日本どころか、海外まで行ってて
    その土地土地の伝統的な食品にに全くふれないってのもねぇ・・・
    http://publications.asahi.com/kaidou/
    対照的に
    作中に美味しそうなものがいっぱい出てくるのは池波正太郎作品ね

    • てっかまき より:

      池波正太郎さんって鬼平犯科帳とか真田太平記の人ですよね。どんな食事シーンを書くのか興味ある。

  3. アルテア より:

    私は貝類全般が嫌いで食べられないんですが
    こういうのを読むと美味しそうに思ってしまうんです
    『いまが旬の浅利の剥き身と葱の五分切を、
    薄味の出汁もたっぷりと煮て、
    これを土鍋ごと持ち出して来たおみねは、
    汁もろともに炊きたての飯へかけて、
    大治郎へ出した。
    大根の浅漬けで、大治郎は四杯も食う。』
    出典は「剣客商売」
    短編で、明るい内容で、食事シーンも多く
    読むなら「剣客商売」はオススメ

    • てっかまき より:

      これは素晴らしい。余計な描写を入れず淡々と調理過程だけ説明することで逆に味を鮮明に描写している。これが「浅利の身はプリプリしてどうのこうの」とか余計な描写を入れると嘘くさくなる。