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ラピュタのストーリー構成を考察

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みなさんこんにちは。

てっかまきです。

昨日はバルス祭りがありましたね。私もツイッターで「スバル!」と叫んできました。

記録は1分間で34万5千ツイートですって。

でね、ラピュタ見ながらストーリーの構成がどうなってるのか改めて考えながら見てたんですよ。

そしたらやっぱりよく出来てるなぁという結論になりまして。

ちょっと解説してみます。

映画には三幕構成というストーリー展開法が使われます。三幕構成とは3つのパートで表現するということですね。起承転結とはまた別の構成法です。

第1幕 状況設定
第2幕 葛藤、試練
第3幕 解決

という3つのパートからなります。

ここでのポイントは第1幕:第2幕:第3幕=1:2:1の長さで構成するということです。つまり起承転結と違ってパートの長さが決まっているのですね。

もう1つポイントがありまして、第2幕のちょうど中間にミッドポイントという転換点が儲けられます。これはストーリー上重要な転換点です。

各パートの意味は以下のとおりです。

第1幕……登場人物の説明、物語の目標の説明
第2幕……目標にたどり着くまでの試練
第3幕……目標にたどり着き、フィナーレ

こういう展開の仕方ですね。では、ラピュタはこの構成法にあてはまるのかどうか見てみましょう。

第1幕(40分)……開始から2人がムスカに捕まるまで。登場人物が全員登場し(パズー、シータ、ドーラ、ムスカ)、それぞれがどの派閥に属する人間か、どのような関係にあるかが明らかになる。また、「ラピュタに行きたい」という主人公パズーの目標が設定される。

第2幕前半(20分)……パズーとシータが離れ離れになり、第1の試練。パズーはシータを助けるためにドーラ一家に協力を仰ぐ。そしてミッドポイントにてパズーがシータ救出。ここが最初のクライマックス。

第2幕後半(30分)……ドーラ一家とともにラピュタに向かう。ミッドポイントのあとなので一旦落ち着く。そのあとで、ゴリアテや竜の巣に接触。第2の試練。

第3幕(30分)……ラピュタに到着。パズーの夢は果たされるが、シータがムスカにさらわれるという最後の試練。2人はバルスの呪文でムスカを倒す。ここが最大のクライマックス。そのあとは大団円。

とまあ、非常に美しい三幕構成で展開されているわけです。時間の配分もほぼ完璧。

このように理論立てて見ていってもラピュタは名作なのですな。

私が「すごいな」と思ったのは、各パートにそれそれ1つずつ試練(ピンチ)を仕込んでるんですよね。

いたずらに出来事を増やすようなことはしてない。それがすごいと思いました。

こうやって映画の展開を考察するの面白いねw

機会があったら他にもやってみるかもしれない。

では。

See You!